玲二の必死の捜索にも関わらず、江漣とキャルの行方は杳として知れなかった…。焦る玲二にキャルから解放された美緒からの連絡が入る。巻き込んでしまった事を今更悔やんでも取り返しはつかない…。しかし、美緒は何事も無かったかの様に江漣とキャルの居場所の手掛かりを伝え、そして2人の事を頼みますと、玲二を送り出すのだった…。「明日になったらきっと忘れちゃいます。…だから玲二さんも、いつだってここに戻ってきていいんです」全てを許し玲二を見送る女…美緒。身を捨てて玲二を守ろうとする女…江漣。純粋な想いゆえ全てを奪い壊そうとする女…ドライ(キャル)。3人の女…。そして1人の男…玲二。現在と過去…自分の愛した彼女たちの対決の場所は礼拝堂…。だが、贖罪も告悔も、今はまだできない…。自らの手で因果に決着をつける…それまでは…。