マネオがマネージャーを務めるコンビニで、ドラマに出たいと言い出すミス・モノクローム。さっそく営業に向かったマネオが持ち帰ったのは、マネキン役のドラマ出演であった。
ぼろアパートの四畳半の一室に住むモノクロームは、ロボット掃除機の形をしたルーちゃんに留守番と掃除をまかせてドラマの撮影に出かける。サインの練習で書き損じたわら半紙が散乱する部屋を掃除するルーちゃんであったが、わら半紙を詰まらせ動かなくなってしまう。
ドラマの撮影から帰宅したモノクロームは、出演料でアルカリの単3電池を買ったことなどをルーちゃんに報告するが返事がない。わら半紙を詰まらせ、充電器まで脚が届かず冷たくなっていたルーちゃんを抱きかかえ、別れを告げるモノクローム。モノクロームは初めて哀しみを知るのだった。