【第9話】
市会議員になった、かりんの父親、相羽(池内万作)からかりんを返して欲しいと言われる伊武。相羽は亡き姉を捨てた男だ。それを拒否する伊武。そんな時、伊武はうたた寝をしていてカバンを盗まれてしまうが、ホームレスの沼田(仁科貴)がそれを拾ってくれる。沼田の事情を聴くと、自分がヤクザ時代に潰した会社の社長だとわかる。そして、今もまた沼田はヤクザにはめられてタコ部屋に送られるらしい。自責の念にかられた伊武は沼田を助けるためヤクザの元へ。一方、かりんは相羽の元でへ。さらに、杉山に伊武の過去を知られてしまう。伊武は自暴自棄になって行く。
主人公の伊武努(いぶつとむ)は、普段は広島のもみじ司法合同事務所に勤務するお人好しの司法書士。しかも、ちょっぴりドジなシングルファーザー。そんな彼、実は弱者が強欲な輩のせいで理不尽な目に遭っているのを見過ごすことが出来ない男だった! “びったれ(小心者を意味する広島弁)”という言葉を聞くと、法的な手段で庶民を守る「切れ者の司法書士の顔」に、そして法的な手段でも動じない悪徳な輩に対しては…誰にも見せられない「脅威の裏の顔」に変身!?
キャスト:田中圭、森カンナ、岩崎未来、日向丈、藤咲ともみ、高橋かおり、国広富之、池内万作、仁科貴
脚本:門間宣裕、吉田康弘
監督:吉田康弘、水波圭太
原作:田島隆
漫画:高橋昌大(別冊ヤングチャンピオン)
製作:「びったれ!!!」製作委員会
エグゼクティブプロデューサー:森山敦
プロデューサー:山下義久、福原直樹、三木和史
撮影:千足陽一、谷口和寛
照明:佐藤宗史、大野浩伸
録音:中村雅光
美術:山下修侍
装飾:松本良二
衣裳:天野多恵
ヘアメイク:宇都圭史
編集:村上雅樹
音楽:MOKU
製作担当:新野安行
主題歌:「鮭鮭鮭」あゆみくりかまき(デフスターレコーズ)
製作:キングレコード、秋田書店、ビデオプランニング、太秦、テレビ神奈川