静代と相部屋の星野奈々は新婚。しかし夫・誠から余命が残りわずかだと聞いた咲子は、その思いをポエムに書く。

忙しくて勉強できなかった咲子は追試を受けることに。病院から帰ると学校の同級生が新哉らと共に夕食を作ってくれていた。咲子は素直に感謝する。

家族に支えられ、無事に追試にも合格した咲子。抱えすぎないことを決めた咲子は学級委員を辞任し、自分の代わりにルミ子を推薦する。

誠が土産を持って訪ねて来て、奈々の他界を告げる。一方、紘太郎が会社をリストラされる。何も知らない咲子たちだが…。

会社をリストラされた紘太郎は家族に打ち明けることができず、こっそり内職を始める。一方、咲子のクラスでは、お泊り会が開催されることになった。

お泊り会に人が集まらず、咲子とルミ子は手分けして同級生を訪ねる。一方、紘太郎はアルバイト先で美佐緒と遭遇してしまう。

紘太郎がリストラされたことが咲子の知るところに。さらに、紘太郎は退職金を「1カ月で100万円もうかる」という仕事の頭金につぎ込んでしまう。

咲子は芙美子の菓子作りのアルバイトとして雇ってもらう。だが、学校に知られ退学の危機に。咲子を守るため、同級生が次々とアルバイトを始める。

咲子は退学届を出そうとする。しかし、アルバイトをしている生徒は全校生徒の半数になり、校長の口添えにより厳重注意で済むことになった。

家のローンが払えなくなり、石井家は家を売ることに。さっそく不動産会社が客を連れてくるが、「狭い、暗い」と言われ、咲子も紘太郎も憤然。

父の死で家族がいなくなってしまった瑛子のことを思うと、食事も喉を通らなくなる石井家の面々。そんな瑛子を咲子が家に連れて帰る。

瑛子も加わって内職に一層張り切る石井家。しかし、もの静かな瑛子は学校でも次第に孤立してしまう。そんな中、家が売れたという電話が入る。

ルミ子たちは瑛子とどう接していいか分からないと涙ながらに打ち明ける。そこで咲子は、瑛子の父の葬式をクラスで行おうと提案する。

不動産会社から売買契約が無効になったと連絡が入る。大喜びで瑛子と養子縁組すると言う紘太郎。だが、肝心の瑛子が手紙を残して家出してしまう。

上沢に付き添われ、瑛子が戻ってくる。紘太郎は「この家から嫁に行け」と言うが、「この家の娘じゃない」と瑛子はかたくなだった。

瑛子は学校を辞めて働こうとしていた。一方、山口の母・明美が、田舎から礼子を見に来ることになった。

山口の母・明美は実家の果樹園を息子に継がせたいという。嫁は手伝うのが当たり前という明美に、教師を続けたい礼子は戸惑う。

抱き合う瑛子と上沢を目撃する石井一家。ショックは隠せないが、美佐緒と新哉は瑛子を妹のように思い始めていた。

瑛子の就職が決まった。咲子に励まされた瑛子は、借金を返して再び高校に戻ることを誓う。咲子はとっておきの料理を作って門出を祝うのだった。

道路標識ではよく見かけるが、ほとんどの人は多くを知らない街…厚木。

ある日、凪はいつも通り、『畳み』のサービスを行っていた。

ランドリー茅ヶ崎では、今日も、凪が洗濯物を畳み、茅ヶ崎がアイロンをかけている。

いつもと同じ風景のランドリー茅ヶ崎…でもいつもよりざわざわしている店内… 今日も、かまってちゃんの劇団員、平野慎也が、ランドリー茅ヶ崎にやってきたのだ。

前をゆくおぼろな人影が見える。人影はゆっくり歩いているのに追いつけない。

夫婦喧嘩で家を飛び出した啓吾は、かつて交際していた朔美のことをふと思い出し…。

会社員の亮一は、今夜の「同窓会」を想い、気が重くなっていた。海外放浪生活の末…。

シングルマザーの日都子は、ひとり娘のなつきとの生活を支えるだけで精一杯になっていた。

スペイン第2の都市・バルセロナを兼高かおるが紹介していく。バルセロナの町並みや、近代スペイン建築最大の巨匠ガウディによって作られたサグラダファミリア、グエル公園などを散策して回る。

シェイクスピアの生誕地「ストラトフォード」の町を兼高かおるが紹介していく。

インド・ボンベイ（現・ムンバイ）と東京との比較、11年前の香港（モノクロ映像）と直近で訪れた香港とを比較。それらをハイライト形式で兼高かおるが紹介していく。